昨日、ちょっとした騒動があり、「ひよ子」をいただいた。
「ひよ子」といえば、福岡を代表する銘菓と思っていたのだが、
以前東京出張に行ったとき、土産物売り場で「ひよ子」を見て驚いた経験がある。
すでに東京みやげの定番としての地位を確立しているようだった。
…
そもそも「ひよ子」の製造元、吉野堂さんは飯塚市で1912年に創業したお菓子屋さん。
その後、1956年に福岡、1964年に東京(オリンピック契機)に進出したそうだ。
意外と福岡と東京に来たのも変わらない時期だったようだ。
もともとは、飯塚(筑豊)銘菓だった。
…
吉野堂さんでは、次のようなコメントを出している。
「東京に進出したのは全国のみなさまに【ひよ子】を味わってほしかったから」
「【福岡みやげ】か【東京みやげ】か特にこだわりはない」
「海外の方に【日本みやげ】として知ってほしい」
とのこと。
…
ある土地にこだわるというのも一つの考え方だし、積極的に対象を広げるというのも一つの考え方。
「ひよ子」の中には世界進出の野望が詰まっているようですね。
お問い合わせ・入会はhttp://f-mkg.jpn.org/お問い合わせ/ まで
事務局長:河村