先週末出張で博多から大分まで行ってきました。
今年は大分での仕事が多く、よく特急列車を利用して行くのですが
最近は事前にネット予約が便利になっています。JR九州はその点で力を入れているようです。
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理由の一つは利用料金の安さ。
これまでは乗車前に2枚きっぷを買っていましたが、この2枚きっぷの料金(博多-大分間)約6,000円よりも
3日前までに予約すると片道2,500円×2で5,000円と約1,000円安くなります。
これは九州内各地で同じようなことがあり、7日前までの予約でさらに安いエリアもあるため、利用しない手はありません。
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もう一つの理由は指定席の確実な取得のため。
ネット予約が可能になってからかどうかは分かりませんが、最近特に指定席が取れにくくなっています。
平日でも1週間前に予約してもほぼ満席状態になっていることも少なくありません。
乗車前に指定席をとってもまず取れないことが多いです。
確実に席をゲットするために早期予約は必須です。
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なぜこのようなことになったのか。
指定席に乗っていると最近特に海外からの観光客が非常に多く感じます。
大分の手前には観光地として有名な別府があり、ここで降りる観光客が特に多いです。
おそらく海外の旅行会社もネット早期予約を利用してコストを下げるようになり、競争率が高まったんだと思います。
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そして重要な点は、利用料金が安くなる「3日前までのネット予約」の場合、他の便に振り替えたり、
自由席利用ができません。
これによって、JR側としてはある程度収益の見込みを早期にたてることができます。
そして専用アプリを使えば、スマホさえあればいつでも予約することが可能です。
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今や映画館の座席、回転すし店の席を取るにも事前ネット予約が可能になっています。
予約に縛られてばかりだと息苦しい感じはしますが、お店にとっては様々な意味で効率化できるシステムなんでしょうね。
入会・お問い合わせはf-mkg.org/まで
事務局長:河村