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映画「宇宙戦争」とウィズコロナということ

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清家です。

コロナ旋風の収束が見えない昨今ですが、感染病関連の映画立て続けに「コン・ティジョン」( NETFLIX)「アウトブレイク」「感染列島」「復活の日」(Amazon prime)を観たというのはメールに書いた通りなのですが。
そして何故か、「宇宙戦争」のことを考えます。これはスピルバーク監督作品(トム・クルーズ主演)これは原作がSFの大家H・Gウエルズが1938年にラジオドラマとして発表され全米でパニックが起こったとされる作品。ざっくりとあらすじはこうだ。ある日地下から、マシンが出てきます。もう何万年前から地下に埋めておいて、機会を伺っていた侵略者がある日、正体不明の稲妻に乗ってやってきて、地下に埋めていたマシンにのり地球を侵略するために世界各地で暴れ回るという設定。この宇宙人が乗るマシン、どうみても地球人には歯が立たない。最強とされるアメリカの軍隊をもってしてもミサイルはシールドに阻まれ歯が立たない。もう絶望しかないのか。と思った矢先、この侵略者の乗るマシンがある日突然、動かなる。何故だ?何故だ?と主人公と観ている私も考える。
でもH・Gウエルズはすごいオチを用意していた。彼らは地球の微生物(ウィルス)にやられてたのだった!と言う納得できるオチ。
「侵略者が吸った地球の空気、人間の武器や策略ではなく、神がこの地球に創りたもうた微生物だった。人類は何億もの命を犠牲にして地球上の生物と共生してゆく、権利を勝ち得た。とH・Gウエルズは結ぶ。

今回のコロナはリーマンショックに加え東日本大震災!!
という災害を大きく超えるレベルで
100年に一度クラスの、とんでもない災害です。

匹敵するのを探すと、たとえば
100年前の『スペイン風邪』パンデミック
90年前の米国発の『世界大恐慌』
この二つが一緒にやってきたというクラスの話です。

収束した時は、今までと同じではない。全ての価値が変わっているだろうと思います。

そのこと「アフターコロナ」を今考えるのは悪いことではないと考えます。