会員交流

新型コロナウイルス雑感

伊藤です。

緊急事態宣言以降、わたしの勤務先もどんどん自粛度合いが高まってきて、先週から在宅勤務が原則となりました。もし出社する場合は、どのクライアントのどういう案件についてどのような仕事をするのかを上長に(およびccでさらにその上長にも)メールで事前連絡をすることになりました。またカミさんの会社では半分出勤・半分在宅(勤務)となったそうです。
そうした状況で過ごす中、ふと感じたのが、ひょっとしたら、日本の労働者は必要以上に在社していて、それが長時間労働につながり、ひいては先進諸国の中でもきわめて低い生産性を呈することになっているのではないかということです。1日の労働時間はじつは5時間でもよく、あるいは週休3日でもほんとはやって行けるのではないか、ということです。
むろん、当面は単なる印象あるいは感想に過ぎませんが、こうしたことを多くの人が感じるようになると、日本社会はもっとゆとりあるものになるのかもしれない、と思ったりする次第です。
新型コロナウイルスはとにかく厄介で、不安で、恐ろしいものではありますが、それを乗り越えることができたら、ロングレンジで日本社会はより良いものになっていくだろう、というのがわたしの希望であり期待であり、また信念に近いものでもあります。