カーリング女子で注目された「そだねー」について、北海道の菓子メーカー「六花亭」が
商標登録を申請したことが話題になっている。
ネットの反応を見ると、勝手に申請したことへの疑問や、地元北海道の会社が申請したことへの理解など賛否両論あり、意見は分かれているようだ。
商標登録については、無関係者が先に登録し、利益を得るなどのケースで話題になったこともある。
「六花亭」にとって今回の申請がマーケティング的に見てプラスとなるのかマイナスとなるのか、
今後の成り行きは注目となる。
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単なる商標登録の話しとは異なるが、商標や特許といった話題で思い出されるのが、辛子明太子で有名な「ふくや」さんである。
起業した川原氏は、韓国で学んだ技術を元に「辛子明太子」を開発するが、苦労した開発したにもかかわらず、商標登録や製造法特許を取得せず、依頼があればだれにでも作り方を教えたという。
その結果、辛子明太子は博多の名物となり、全国へ市場が拡大。「ふくや」も業界ナンバーワンのシェアを誇っている。
そこには他社には真似できない味付けの詳細についてのノウハウがあったわけだが、苦労して開発したものを無償で公開するという決断は、当時の時代背景では非常に勇気がいることだったと思う。
いまやラーメン店の味を比較するかのように辛子明太子はメーカーで売れゆきの差が出てきている。
市場拡大にはそうしたメリットがある。
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企業としても一つ一つの判断にどういう意図があるのか、それを深読みするのも面白い。
北海道に行ったことが無い私も、失礼ながら「六花亭」のことを今回の件で初めて知った。
(地元だけでなく全国的に知られている会社らしいが)
良かれ悪かれ記事になるだけでも知名度は上がったようだ。